TAKAO 599 MUSEUM

高尾山の宝物たち

豊かな植生を誇る高尾山には、これまで紹介した生き物たちの他にも、宝と言える生き物が多数生息しています。ここでは、地味な外見に反して綺麗な鳴き声が特徴的なカジカガエルや宝石のような鮮やかな黄緑色が美しいワキグロサツマノミダマシなどを紹介します。

ヤマメ
ヤマメ サケ科
「ヤマメ」というのは魚種名ではなく、サクラマスのうち、海に下らず河川に残留するタイプを指す。
北海道、神奈川より北の本州、瀬戸内海側を除く四国、九州の一部の河川に分布。
夏でも20℃を超えない水のきれいな川の上流域に棲息し、水生昆虫や川に落ちた昆虫、甲殻類、魚類などを餌にしている。
6~12個の大きな斑点模様(パーマークとよばれる)が体側に並び、中央はうっすらと赤みがかってとても美しく「渓流の女王」とも称される。
よく似たアマゴはサツキマスの河川残留型で、体側面に朱色の斑点が並ぶことで区別できる。

※ここでは、「斑点」は点状の模様、「斑紋」はある程度大きな模様を指しています。

全長|約30センチ前後
季節|通年
※高尾山公式アプリからの引用
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