TAKAO 599 MUSEUM

高尾山の宝物たち

数多くの野鳥と出会えるのも高尾山の醍醐味の1つです。その数は、100種類以上にのぼり、まさに高尾山は鳥たちの楽園、日本の代表的バードウォッチングスポットと言えます。繁殖や越冬のために渡ってくる夏鳥・冬鳥や高尾山に棲みつく留鳥たちが、求愛や縄張りを主張するため美しくさえずる姿など、さまざまな野鳥の生態を目と耳で楽しめます。

キレンジャク
キレンジャク レンジャク科
シベリア東北部の繁殖地から冬を越すために渡ってくる。
日本には10月頃、平地や山の林を目指して飛んでくる。
北日本に多く、北海道では市街地の公園や街路樹にも姿を見せる。
オスとメスはほぼ同色。
体は赤みがかった茶色で黒い尾の先に黄色い帯がある。
頭には冠のような羽根があり、興奮するとキリッと立ち上げる。
よく群れになって行動し、葉の落ちた広葉樹にとまり「チリチリチリ」と鈴の音のような声で鳴く。
好物は木の実で、ヤドリギ、イボタノキ、ナナカマドなど、いろいろな木の実を食べる。
空中で虫を捕まえて食べることもある。
年によって渡り(季節的によって生息地を移動すること)の数に変化があり、ほとんどやってこない年もある。

大きさ|約20センチ
季節|10月~5月頃
冬鳥(ふゆどり:秋に渡来して冬を越し、春に去る渡り鳥)
※高尾山公式アプリからの引用
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